旦那は犬を叱るとき、めちゃめちゃ叱る。
その代わり可愛がる時は猫(犬だが)可愛がりである。
犬のしつけについてもHPや本を熟読して
私達に厳しい。
「叱る時は低い声で叱れ」
だの
「叱る時には名前を呼ぶな」
だの。小姑みたいだよ。まったく。
そんなレクチャーの一つが
「餌の前には芸させろ」
である。
お座り、待て。
それから食事させろとな。
息子はこれを忠実に実践し。
「ギャオーーーン!」
「まだ駄目!お座り!!」
と怒鳴りあい?の時間が始まる。
非常にうるさい。
が。
「おかーさんっ!のんちゃんが五秒も待った」
と喜びの声をあげる。
「・・・よかったねぇ」
「偉いなーー!よしよし、のんっ」
この成功体験は、後に息子の説教癖へと発展する。
「のん、駄目でしょ。ここでおしっこしちゃ。
おしっこは、あっち!シーシーはトイレでするのっ」
など延々と指導する。
犬は実に迷惑顔である。
いつもみんなから説教されてるから
語彙は実に豊富だ。
相手が言葉を解さない赤ちゃん犬だというのにお構いなしだ。
これで自分のプライド保てるなら
それもまた犬の有効活用かも。